仲介と日常管理の担当を分ける
まず仲介会社に、契約に含まれる現地確認と含まれない作業を尋ねます。販売活動のための訪問と、家の維持を目的とする換気・通水・清掃は目的が異なります。同じ作業を二重に頼むことも、双方が相手の担当だと思って放置することも避けたいところです。口頭の理解だけでなく、作業ごとの担当表を残しましょう。
- 内見の開錠・施錠は誰が行うか
- 定期巡回と内見訪問を分けて記録する
- 草刈り・清掃・残置物の扱いを確認する
鍵の保管先と出入りの記録をそろえる
売却中は仲介担当者、所有者、管理担当者など複数人が出入りすることがあります。鍵の本数、受渡し相手、複製の可否を一覧にして、訪問日と最終施錠を共有します。玄関以外に勝手口や物置がある場合も確認対象を決めます。鍵番号や暗証番号を、誰でも見られる写真報告や一斉メールへ書き込まない運用も大切です。
内見前の整え方を決める
内見の直前に毎回家族が帰省するのは負担になります。郵便受け、玄関まわり、室内の見える場所など、どこまで整えるかを先に決めると準備しやすくなります。においが気になる場合も、香りで隠すより水回りや雨漏りの兆候を確認することを優先します。清掃と設備修繕では必要な作業が違うため、気づいた点は写真で相談します。
気になる変化は販売担当にも共有する
新しい雨染み、窓の破損、庭木の越境などを見つけたら、発見日・場所・写真・実施した応急対応を整理します。売却上の説明や修繕の判断は、所有者と仲介会社、必要な専門家で確認してください。管理担当者が写真だけから原因や修理の要否を断定するものではありません。買主への説明に関わりそうな情報は担当者へ早めに伝えます。
成約後は引渡日までの予定を更新する
契約が決まったら、管理をその日に終えるのか、引渡し直前まで続けるのかを確認します。引渡日が変更になった際の延長、最終巡回、残る荷物や郵便物、鍵の返却先を一度に整理しておくと行き違いを防げます。管理サービスの終了条件は契約ごとに異なるため、売却契約とは別に確認が必要です。
- 最終訪問日と報告の受取人
- 電気・水道などの終了手続の担当
- 預けた鍵と保管物の返却先
相談時は売却の進み具合を伝える
管理相談には、仲介を依頼済みか、内見があるか、引渡し時期が見えているかを添えてください。その情報があれば、定期管理と短期間の手入れのどちらが必要かを話し合えます。売却担当の変更を前提にする必要はありません。物件所在地、今困っている作業、立入可能な日時をまとめ、まず重複しない担当範囲から相談しましょう。
参考にした公式情報
制度・提供条件は変更されることがあります。最新情報は各公式窓口でご確認ください。