換気の前に、窓と周囲の安全を確認する

窓が固着している、ガラスが割れている、足元の床が不安定といった状態では、無理に開閉しないでください。作業者が安全に近づける範囲を先に確認します。換気のために高所へ登ったり、窓の外へ身を乗り出したりする必要はありません。開けた窓が家具や物に当たらないか、カーテンや網戸の状態も含め、作業前の写真に残しておくと相談しやすくなります。

天候と設備に合う方法を選ぶ

雨や強風、周辺工事などの状況に応じて、開ける窓や作業方法を変える必要があります。窓を開けることが難しい場合も、換気設備を動かせるかは設備の説明書や電気の使用条件を確認してください。国土交通省は住宅の換気について情報提供していますが、生活中の換気と、無人住宅を時々訪れる管理は条件が異なります。一般的な時間だけを取り出して万能な方法と考えないようにしましょう。

頻度は、建物の状態と訪問計画で相談する

家の使われ方、過去のしみやにおい、家財、設備の状態を確認し、何を見に行くのかと一緒に訪問計画を考えます。「月に一度換気すればカビが発生しない」といった保証はできません。報告写真や記録を見ながら、気になる場所を追加したり、専門的な確認を相談したりします。換気だけで改善したかを決めず、変化が続く場合は原因の確認を優先してください。

収納と家財は、動かしてよい範囲を決める

押入れや収納を開ける、家具をずらすといった作業は、立入と物の扱いについて本人・所有者の確認を得た範囲で行います。大きな家具を無理に動かす必要はありません。見られない場所を報告に残し、次回の確認方法を相談しましょう。窓を開けるために通路の整理が必要な場合は、日常の換気と片付けの作業を分けて見積を確認します。

終了時の確認を、作業の一部にする

開けた窓と出入口を一つずつ確認し、施錠と設備の状態を記録します。作業者が複数の場合も、最後に誰が何を確認するかを決めておくことが大切です。窓を閉めた写真だけでなく、閉めにくかった箇所や鍵の不具合があれば共有します。設備を使用した場合は、退出時にどの設定へ戻すかも事前に決め、勝手に設定を変更しないようにします。

  • 開放した窓・収納を閉めたか
  • 出入口と窓の施錠を確認したか
  • 使用した設備と、実施できなかった場所を記録したか

においや湿りが残る場合は、別の確認へ

換気の際に強いにおいや新しいしみを見つけた場合は、場所、日時、天候、前回との違いを記録して相談します。雨漏り、配管、建材の状態などは目視だけで判断できないことがあります。芳香剤や自己流の洗浄で隠すのではなく、必要な専門確認を分けて考えましょう。管理を頼むときも、換気の実施と、原因調査や除去作業の違いを確認してください。

参考にした公式情報

制度・提供条件は変更されることがあります。最新情報は各公式窓口でご確認ください。